本日2月9日はお肉の日らしい
無題 名無し 02/09 556257
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本日2月9日はお肉の日らしいですわよ皆様
というわけで軍隊と食肉のあれこれのスレ

無題 名無し 02/09 556258
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入隊すれば肉が食べられるぞっ!
(※毎日とは言っていない
無題 名無し 02/09 556260
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今年は2月に二回肉の日があるな
無題 名無し 02/09 556261
IP:106.146.*(au-net.ne.jp)
飯ラッパ「アメちゃんおかずはお肉とサラダ♪自衛隊さんのおかずは菜っ葉だけ〜♪」
無題 名無し 02/09 556265
IP:153.220.*(ocn.ne.jp)
のらくろ
図書館で読んだ
最後は軍隊をやめて中国大陸奥地に探検にいって消えてしまった
無題 名無し 02/09 556266
IP:153.220.*(ocn.ne.jp)
牛肉の缶詰の話と
夜間訓練の話は覚えてる、投光器と音響探知機が時代を感じてよかった
無題 名無し 02/09 556269
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貧乏な家庭の子でも軍隊に入ると
牛肉の大和煮缶やコンビーフが(たまに
支給される。しかし米は麦入り
無題 名無し 02/09 556271
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落語家の春風亭柳昇さんの手記に、IJAの兵隊さんだった時分、「軍用犬
掛りになれ」と命令を受けて、1ヶ月半ばかり訓練を受けた時の話が出て
くるんですが、柳昇師匠曰く

「犬の食事は1日に2回、それも必ず肉が無いといけないと、炊事場から
毎日軍用犬用の肉をもらって、雑炊のように作って与えた。
『犬の飼料としては約1割の脂肪が入っているのが最もよいといわれてい
るンだ(略)肉が少ないと犬はすぐハァハァいい出すんだから困る』
適当なことをいうと、何も知らない炊事班長は、霜降り肉は無理として
も、1割くらいの脂肪付きの肉をくれるようになったので、半分は私が
ちょうだいした」
「一般兵隊には、肉なぞぜいたくの時であったが、私だけは別であった。
まさにお犬さまである」
無題 名無し 02/09 556272
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…と、相棒のお世話ににかこつけて要領よくやっておられたそうなんで
すが、それでもとうとうある日

「だが悪いことは出来ないものだ。悪事露見をしてしまった。
『お前よけいに要求したんだろう』
炊事班長は、こちらの返答次第では怒鳴ろうという構えできいてきた」

…んだそうで、しどろもどろになりつつなんとか切り抜けようとカンカ
ンの炊事班長さん相手に弁解を続けたそうなんですが、そばに控えてそ
のやりとりをジーッと見ていた担当の軍犬「寒朝号」、どうも問い詰め
られる師匠が危害を加えられているとみたものか、あるいは会話のやり
とりの中で「掛れッ」の号令が出たと聞き違えたものか、ふとした弾み
にいきなり炊事班長に飛びかかってしまったんですとか
無題 名無し 02/09 556273
IP:122.131.*(mesh.ad.jp)
幸い、おどろいた炊事班長がはずみで後ろに尻もちをついた形になり、
また師匠が直ちに静止の号令を掛けたため大事には至らなかったそう
なんですが、すっかり度肝を抜かれた気の毒な炊事班長さんは
『この犬は秋本(※師匠)に忠実なのであります。訓練所で、秋本のた
めなら、生命を捨てる訓練をみっちり仕込まれてきております。申し
わけありませんでしたァ!』
…という弁解を聞くと、蒼くなって帰っていかれたそうです

因みにその翌日からは、肉は減るものと思っていたところ、逆に多少
量が増えたそうなんですがw
「寒朝号」からしたら、半分はピンハネされていたとはいえ、いつも
脂の乗った美味しいお肉を調達してきてくれるご主人のピンチ、普段
の恩義に酬いるぞ!なんて気持があったりしたのかも知れないですね
え…?

無題 名無し 02/09 556275
IP:49.105.*(spmode.ne.jp)
>最後は軍隊をやめて中国大陸奥地に探検にいって消えてしまった
消えてないですよ〜、金脈を掘り当てて国に貢献。その後予備役として再招集されてます。
無題 名無し 02/09 556277
IP:119.26.*(zaq.ne.jp)
最後は喫茶店やってるんじゃなかったか?
スピンオフアニメの設定は知らんけど。
無題 名無し 02/10 556284
IP:49.98.*(spmode.ne.jp)
のらくろの世界は敵国として豚人とかも出てくるけど普通に
牛缶食べてるんだよね
果たしてどんな牛さんのお肉なんですかね・・・
無題 名無し 02/10 556287
IP:106.73.*(enabler.ne.jp)
のらくろって今どこで読める?
著作権はとっくに切れてるだろうから、ネットのどこかに転がってたりしないかな
無題 名無し 02/10 556288
IP:219.102.*(nttpc.ne.jp)
「天皇の料理番」秋山篤蔵シェフは福井の料理屋の次男で
あるとき鯖江の歩兵三十六連隊の将校集会所でカツレツを食べ
その味に感動して西洋料理の道を志したとか
無題 名無し 02/10 556289
IP:219.102.*(nttpc.ne.jp)
実家が連隊の賄いに仕出し業者として入っていた伝手で食べさせてもらえたようですが
1988(明治21)年生まれの篤蔵少年はのちに高等小学校卒業を待って16歳で上京しますから
時期的には日露戦争の終戦(1905年)直後くらいと思われます
その頃でも裕福な料理屋の息子がカツレツを知らなかったわけで
東京など大都市はともかく福井あたりの地方で西洋料理に触れられるのは
軍隊くらいしかなかった状況がうかがえます
無題 名無し 02/10 556292
IP:210.224.*(ipv4)
日本軍の食事メニューを見るとお肉が出る場合は牛肉が多い気がするなぁ
現在の日本だと(というかアジア全般?)
鳥と豚のほうが摂取量が多い気がするけど当時と今だと畜産業とかまったく違うんだろうなぁ
無題 名無し 02/10 556294
IP:133.218.*(bbexcite.jp)
間宮の資料を見ても畜肉は牛が基準になってる感じするね
ローストビーフを有難がるイギリス文化のと豚より労働力として牛が普及してた日本の文化がマッチしたんかな
無題 名無し 02/10 556295
IP:133.218.*(bbexcite.jp)
ちなみに現代のイギリスでは高品質なWagyu(和牛)を独自ブランドとして確立する動きがあるようで
https://www.jetro.go.jp/biz/areareport...
ジェトロの記事だから日本の産業やブランドを脅かす競合として警戒してるけどカツカレーの逆輸入現象みたいで面白くもある
無題 名無し [sage] 02/10 556298
IP:122.212.*(ucom.ne.jp)
落語家さんだから面白おかしく話しているんだろうけど面白いかこれ

無題 名無し 02/10 556299
IP:118.241.*(nuro.jp)
>面白いかこれ
俺は好きだよ。与太郎戦記でググれ
無題 名無し 02/10 556300
IP:49.250.*(zaq.ne.jp)
>No.556292
まさかとは思うが当時は貧農出身者が多かったから一つの餌として牛肉を主体にしたのでは?と思うが、
実は牛は飼料である穀物の消費量が1頭当たり豚や鳥に比べ非常に多く、その飼料を生産するための土地のへの負担が大きく、豪州や米などの広大な農場が無ければ成立しない代物なので、
当然、元々貧乏で貧弱な小作農でしか支えられていない農業規模の旧大日本帝国では牛肉の大量生産なんて夢の中の夢であり、
平時でそれなのに戦時下では当然前線に豊富に供給なんて事は不可能で無理な話であり精々米しか送れなかったのは当然、もっとも豚や鳥に変えてもさほども変化しなかったであろう事も想像できる。
旧陸海軍ももうちょっと戦時の補給のあり方を真剣に考えておくべきだったと思う。
無題 名無し 02/10 556301
IP:125.31.*(bbiq.jp)
>犬の飼料としては約1割の脂肪が入っているのが最もよいと
食餌内容については軍犬兵教育で指導されていたため、秋本氏はその知識を活かしたのかもしれないですね
コスト面から残飯や臓物の利用が勧められていたものの、外地や満州国ではモツも人間が食べてしまうし、残飯に香辛料が混入していたりで難儀したとか
無題 名無し 02/10 556303
IP:122.131.*(mesh.ad.jp)
食文化研究家の小菅桂子さんの著書によると、明治初年の東京府下にお
ける1日の屠牛は1頭半から2頭といった程度だったのが、明治8年になる
と肉食の最も盛んな神戸で1ヶ月に800頭、次いで横浜が600頭、東京が
500頭、大阪・名古屋が300頭と顕著に消費量が増大しているそうです
うむ、神戸ビーフの伝統はこの頃から始まっていたわけですね!

そしてこうした消費量の増大の一因となったのはやはり軍需からの需要
で、例えば明治19年には陸軍省より「兵隊一同へ牛乳食料為致度との御
評議」が出て、調達委託を受けた大倉喜八郎さんが牧場経営に乗り出し
ていたた渋沢栄一さんなどに牛肉供給可能量などを問い合わせているそ
うなんですが、この時には年間200〜300頭程度の肉牛納入を希望してい
たとのこと
無題 名無し 02/10 556304
IP:122.131.*(mesh.ad.jp)
一方、豚肉の方は琉球や鹿児島などで明治以前より食用とする文化があ
ったとはいえ、小菅氏曰く
「明治期における本土では30年を過ぎるころまで統計資料もなく」
…というマイナーな存在であったんだそうですが、逆にその豚肉が脚光
を浴びるようになったのもまた牛肉の軍需増大の故であったんだそうで
して、

「日清日露戦争が起って牛肉の罐詰が軍事食糧として盛んに戦地に送ら
れるようになると肉牛の相場が暴騰して、37年に十貫目(約38キロ)14、
5円であった牛肉が翌春には25、6円という極端な高値を示してくる。加
えて罐詰用として屠畜していた肉牛の数も、それまでは1日に40頭ぐらい
であったのが、この戦争によって1日に500頭を上回るようになる」
無題 名無し 02/10 556305
IP:122.131.*(mesh.ad.jp)
「さらにロシア軍の捕虜も6万人を数えるようになるとこのための需要も
大きく(略)さらに1日に500頭の生肉が必要となり、1年にすると35、6万頭
の牛を屠畜しなくてはならない」
「牛肉が値上がりしてくれば安い豚肉に目を向けるのが人間のチエ、豚の
飼育頭数は急増してくる。明治38年まで20万頭あまりであった豚は翌39年
には28万5千頭になり、40年になると32万頭と急激に増えてくる」
…んですとか

それまで牛肉が一般的だった洋食屋の「カツレツ」に、豚肉を用いるよう
になり始めたのもこの影響だったりするそうなんですがw
それでも明治39年の東京市民の豚肉消費量は、1人の1日あたりにすると僅
か3.75グラムに過ぎなかったそうです

とはいえ、今日のように広く普及した近代日本の豚肉食のルーツは、この
時代に始まった…ということなんでしょかね
無題 名無し 02/10 556306
IP:106.146.*(au-net.ne.jp)
相変わらずだが一体どこからその知識引っ張り出してくるんです?
無題 名無し 02/10 556308
IP:106.73.*(enabler.ne.jp)
>相変わらずだが一体どこからその知識引っ張り出してくるんです?
彼の頭の中には10万冊以上の軍事関連の蔵書がですね
無題 名無し 02/11 556331
IP:49.98.*(spmode.ne.jp)
日露戦争の時は牛缶用の牛肉が国産だけじゃ足りないってんで、アメリカに醤油を送って製造してもらったんだってね
製品を買うより高くついただろうけど、やっぱりコンビーフとかでなく
大和煮でないと駄目だったんだろうなあ
無題 名無し 02/11 556333
IP:60.102.*(bbtec.net)
江戸時代のころのでも豚というか猪も山クジラと言って食ってたけど量なんて微々たるものだったろうな

無題 名無し 02/11 556334
IP:106.73.*(enabler.ne.jp)
>江戸時代のころのでも豚というか猪も山クジラと言って食ってたけど量なんて微々たるものだったろうな
魚と違って保存方法が確立してなかったので、流通に全く乗らなかったからその場で処分(食べる)しかなかったのでしょう
まあ冷蔵保存技術もないのに魚をあれだけ流通させていたのは逆にすごいところですが

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