軍裏@ふたば
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画像ファイル名:1725726121028.jpg-(26616 B)
26616 B無題Name名無し24/09/08(日)01:22:01 IP:106.168.*(dion.ne.jp)No.560140+ 12月03日頃消えます
ギンバイスレ
1無題Name名無し 24/09/08(日)01:24:14 IP:106.168.*(dion.ne.jp)No.560141そうだねx4
    1725726254688.jpg-(31325 B)
31325 B
往時の積み込みの際は玉ねぎなど生糧品や調味料、酒などがよくターゲットに狙われたようで
中には積み込み中リンゴでも齧るように生玉ねぎを齧る水兵サンもいたということで、船乗りは生鮮食品に飢えてますねえ
2無題Name名無し 24/09/08(日)01:25:57 IP:106.168.*(dion.ne.jp)No.560142そうだねx5
なかでも機関科などは調理に必要な艦の蒸気を掌握してるということで、新米主計が付け届けという名の賄賂を持って許可を貰いに行ったようなことが高橋センセイの海軍メシ炊き物語にも書かれてますな
3無題Name名無し 24/09/08(日)01:33:08 IP:106.168.*(dion.ne.jp)No.560143そうだねx4
    1725726788655.jpg-(42002 B)
42002 B
さてそんな機関科でも、流石にギンバイしたままの米や生肉をそのまま食べるわけにもいかず、いわんや極秘の宴でありますから、夜ともなると梱包用の木板を調理火として、チンケースやオスタップですき焼きや炊飯などの野戦料理(?)をしていたようで…

ただ、飲用や炊飯に充てる真水には流石に機関科といえども罐からの蒸留水を流用することができるはずもなく、毎食事にテーブルの上煮出される番茶の入った薬缶の中身を貯めておいて、上記の宴の際の調理水に流用したような手記があり、いわゆるこれが「薬罐」訓練と呼ばれていたとか
4無題Name名無し 24/09/08(日)01:42:48 IP:106.168.*(dion.ne.jp)No.560144そうだねx6
なおこれは某艦に乗っていた小生そ祖父方の話ですが、とにかく野菜不足が答えたと。味や栄養というより、肉にしろ野菜にしろ味のしない水(真水)家をたっぷり含んでいるものが恋しかった。
艦では何もかも潮の味になる。たまに飲むラムネや浄水(保存料関連で砂糖とか入ってたらしい?)も甘ったるくて、岩清水から湧き出るような真水が飲みたいと思ったものだった。
なかには水の飲めない新兵がスコール中に貯めたわずかな雨水すらギンバイされる対象になったとのこ
5無題Name名無し 24/09/08(日)01:55:55 IP:106.168.*(dion.ne.jp)No.560145そうだねx5
さらに戦闘配置ともなれば持ち場からは一歩も離れられなくなる
砲塔まで主計が飯を運んでくれるものの、それでも時折甲板にでると味方の身体や艦の一部が散乱した状態
戦闘用配色で牛乳や水がキャンバス袋に入って飲み放題、ただし得体の知れない油や肉片と思しきものが浮いている状態

それでも息をつかせずに飲み込み、砲塔に残った仲間のためにキャンバスえお伝う汚水をなんとか帽子溜めて持ち帰る
お互い唇を湿らせるくらいしかできなかったが、大いに死に水を得た気持ちになったそうな
6無題Name名無し 24/09/08(日)02:03:16 IP:106.168.*(dion.ne.jp)No.560146そうだねx5
    1725728596586.jpg-(59139 B)
59139 B
そんな中、一見食料には事欠かなかった対する米軍ですが、やはり前線における小型艦艇においては単調な食事に辟易した水兵さんがアレコレ知恵を働かせてます
現在のヨットクルーザーレベルのキャビンで任務を行うPTボートでも、のちの大統領ケネディさんが乗ってた頃は、『様々なルート』で卵入手してアイスクリームパンケーキなどの特別メニューを拵えていたようで…

ギンバイは洋の東西問わず、食嗜好の不満だけでなく兵隊の鬱憤を晴らすための娯楽でもあったのではないかとも思われます
7無題Name名無し 24/09/08(日)02:11:36 IP:106.168.*(dion.ne.jp)No.560147そうだねx8
    1725729096851.jpg-(54985 B)
54985 B
さて、そこで我が海軍ギンバイ料理代表格たる池波正太郎センセイのタマネギ味噌
要はギンバイしてきたスライスした玉ねぎを味噌に漬け込むという、野菜の食えない遠洋航海では飯が進んでしょうがなかったこの料理
池波先生も(陸で食べる分には)ニンニクを入れるとなおよし、としておりますが、やはり現代においては野菜の惣菜としては最高というレベルではないです
また、当時においても玉ねぎの辛さ・臭さは広く一般に膾炙することはなかったのではないかと

先述の通り水兵(特に陽の光浴びれない潜水艦乗組員)は、野菜の瑞々しさもさることながら、タマネギや紅ショウガなど、麻痺気味の味覚を刺激する香りの強い野菜がお好みだったようです
8無題Name名無し 24/09/11(水)16:13:43 IP:27.230.*(spmode.ne.jp)No.560195そうだねx1
音声入力なのか知らんけど日本語が乱れてる
9無題Name名無し 24/09/13(金)10:20:25 IP:138.64.*(v6connect.net)No.560225+
ドカ食い大好きモチヅキさん
が好きそうなメニューだな

「卵+ハッシュポテト+肉」が揃ったウェンディーズの月見バーガーはみんなが食べたいものの詰め合わせだった

ウェンディーズの「月」はハッシュポテト
https://togetter.com/kiji/2024/09/12/140610
10無題Name名無し 24/10/05(土)09:41:54 IP:133.232.*(nttpc.ne.jp)No.560796+
>銀蠅も葱や味噌、砂糖に小豆ぐらいのあいだは可愛げがあるが、搭載したばかりの司令部用の大鯛が、たちまち盗まれたりする。木本主計中尉は、えびすさんのように鯛をかかえて逃げて行く兵隊を、長門の後甲板から前甲板まで追いかけて、ついに取りにがしたことがあった。
>各分隊によって、それぞれ銀蠅のやり方がちがう。罐室は強圧通風をしていてもひどい暑さで、そのかわり火だけはいつも上等の火が燃えている。せしめた鯛が持ちこまれて来る。投炭用のスコップは、ピカピカに光っている。スコップに味噌をのして火にかければ、鯛の軍艦焼が出来上る。
(阿川弘之・「軍艦長門の生涯」より)
何となくちゃんちゃん焼きを連想するが、機関科以外では調理用の熱源が不自由だったのあろうと想像できる。
11無題Name名無し 24/10/06(日)03:33:21 IP:49.109.*(spmode.ne.jp)No.560818+
高圧蒸気管があれば

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