軍裏@ふたば
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画像ファイル名:1762474278335.png-(60356 B)
60356 B無題Name名無し25/11/07(金)09:11:18 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.568196+ 3月25日頃消えます
本日11月7日はロシア革命記念日とのこと
というわけでソ連赤軍スレ
削除された記事が10件あります.見る
1無題Name名無し 25/11/07(金)09:13:04 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.568197そうだねx1
    1762474384041.jpg-(19014 B)
19014 B
かつて鉄のカーテンの向こう側に確かに存在した
西側諸国最大の仮想敵軍についてなんでも語ってどうぞ!
2無題Name名無し 25/11/07(金)11:29:01 IP:126.92.*(bbtec.net)No.568198+
    1762482541053.jpg-(263522 B)
263522 B
ソ連赤軍関連というか
独ソ戦の記録フィルムで
よく流れてたロシア民謡「カチューシャ」が忘れられない
3無題Name名無し 25/11/07(金)19:52:43 IP:125.193.*(mesh.ad.jp)No.568200+
    1762512763287.jpg-(69192 B)
69192 B
鉄のカーテンを高度2万5,000メートルから覗き見しようとして
S-75に撃墜されたU-2

この時点でもう落とす事は出来ても、コピーする事が出来なかった
結局、社会システムが生み出す、金
金が無ければ、相手より優位になる兵器を開発、配備をすることが出来ない
4無題Name名無し 25/11/08(土)17:22:41 IP:119.245.*(nttpc.ne.jp)No.568212そうだねx1
些末な話ながら
>11月7日はロシア革命記念日
であり、
「十月革命」(Октябрьская революция、Oktiabr'skaia revoliutsiia)
と呼称される
これはグレゴリオ暦の同日が。ユリウス暦の1917年10月25日に当たることから

翌1918年2月14日にロシア・ソビエト連邦社会主義共和国はグレゴリオ暦に改暦しているので
革命前後の記録の日付には若干の注意を要する
5無題Name名無し 25/11/10(月)11:21:03 IP:27.81.*(dion.ne.jp)No.568227そうだねx3
11月に10月革命とかややこしいですよね
6無題Name名無し 25/11/12(水)07:53:59 IP:133.200.*(mesh.ad.jp)No.568233そうだねx2
(・ω・)b 日本も大阪冬の陣が11〜12月で、夏の陣が4〜5月だったしな〜。
ホントは秋の陣と春の陣やないか〜い。
7無題Name名無し 25/11/12(水)09:53:38 IP:27.81.*(dion.ne.jp)No.568234+
書き込みをした人によって削除されました
8無題Name名無し 25/11/12(水)19:40:51 IP:106.146.*(au-net.ne.jp)No.568241そうだねx1
    1762944051704.jpg-(40852 B)
40852 B
本文無し
9無題Name名無し 25/11/15(土)09:39:50 IP:121.105.*(dion.ne.jp)No.568272そうだねx1
>この時点でもう落とす事は出来ても、コピーする事が出来なかった
後年M-17やM-55作ってますから単に当時はソ連側からは高高度偵察という手段でスパイ活動する必要無かったから開発しなかっただけなんじゃ
西側の体制に対してはヒューミントで情報収集普通に出来てたでしょうから
10無題Name名無し 25/11/15(土)10:12:37 IP:106.167.*(dion.ne.jp)No.568273そうだねx1
    1763169157096.jpg-(67152 B)
67152 B
そのU-2の残骸を調べて複製はやってた(ベリエフS-13)けどやっぱりSAMにやられるからいいやとなって完成せず
11無題Name名無し 25/11/15(土)10:33:24 IP:27.81.*(dion.ne.jp)No.568274+
映画の裏切りのサーカス とか ノーカントリー
見たけどイギリスのエリートにソ連や共産主義って
そんなに魅力的だったんですかねえ
12無題Name名無し 25/11/15(土)14:35:19 IP:153.230.*(ocn.ne.jp)No.568278そうだねx7
共産主義もカルト宗教そのものだからね。オウムにエリートがはまったみたいに理屈じゃないんだろう。
13無題Name名無し 25/11/15(土)19:09:34 IP:114.183.*(plala.or.jp)No.568284+
>けどやっぱりSAMにやられるからいいやとなって完成せず
後にもうちょい上のサイズでミヤシのM-55が出たけどソコまで数出てない…
軍用よりも高高度からの天体・大気・地表の観測やロケット発射や宇宙船再突入時のチェックなんかにも色々使えるのに
14無題Name名無し 25/11/16(日)10:08:29 IP:60.239.*(mesh.ad.jp)No.568289そうだねx6
    1763255309875.png-(719298 B)
719298 B
昭和15年に日本国内で、陸軍経理学校創設50周年を記念して行われた
展示会で「世界列強代表的兵食」なるものが紹介されたという写真が
残されているんですが、ドイツが「馬鈴薯と腸詰」、イギリスが「ロ
ールキャベツ」、アメリカが「豚豆煮(ポーク&ビーンズでしょうね)」
…とお国柄が現れているものの(因みに我が国は『秋刀魚の塩焼き』)、
最左端のソヴィエトのみ残念ながら写真が不鮮明でよく読み取れませ
んでしたり

辛うじて「○○汁」とは読めますし、画像からも恐らく具沢山のシチュ
ーかスープの類と思われるんですが、元画像の鮮明版をお持ちの方はい
らっしゃられないでしょうか(願望)
15無題Name名無し 25/11/16(日)10:09:33 IP:60.239.*(mesh.ad.jp)No.568290そうだねx6
    1763255373275.jpg-(196797 B)
196797 B
因みにポーランド人作家のヴィトルト・シャブウォフスキ=サンという
方の著書に、WW2中のソ連陸軍の前線での給養の話も出てくるんですが、
曰く

「赤軍兵士は皆、飯盒と刻み煙草の袋か紙煙草入れを携行していた。ス
プーンも持っていたが、フォークはなかった。ドイツ軍だけが気の利い
た折りたたみ式の、半分がフォークで、もう半分がスプーンというのを
持っていた。赤軍兵士たちは(略)いたく気に入って、ドイツ国防軍の兵
士の死体をあさっては持ち去ることも多かった(略)飯盒はドイツ軍の方
がいいものを持っていた。楕円形で携帯しやすい形だった。それにどっ
ちの兵士も食べものを求めて死体をあさった」
16無題Name名無し 25/11/16(日)10:10:14 IP:60.239.*(mesh.ad.jp)No.568291そうだねx6
    1763255414501.jpg-(152857 B)
152857 B
「基本的な献立はいわゆるクレーシュ、肉やラードを加えた黍のスープ
だ。そのほか、ボルシチ、シチー、グヤーシュもあった。グヤーシュと
いうのは、たいていは煮込み過ぎた蕎麦の実のカーシャに肉を入れたも
のだ。だが主食はパンで、軍のパン職人が何でも手に入った材料を使っ
て焼いた」

「普通はライ麦粉だったが、アメリカ軍からトウモロコシ粉を入手して、
それで何が作れるか、料理人たちが知恵を絞らなくちゃならないことも
あった」

「国防省の指針によると(略)暖かい季節には1日800グラム、冬季は1日
900グラム、また、じゃがいも450グラム、他の野菜300グラム、穀物ま
たはパスタ170グラム、肉150グラム、脂質50グラム、砂糖35グラムも
受け取ることになっていた」
17無題Name名無し 25/11/16(日)10:10:57 IP:60.239.*(mesh.ad.jp)No.568292そうだねx6
    1763255457968.jpg-(571117 B)
571117 B
「実際に支給される食料の量は、その兵士がどの前線で戦っていて、そ
こでの食料補給がどうかによって異なっていた」

「運よく自分が戦っていた部隊にアメリカの缶詰が届けば、通常は3人に
1個の割り当てで、牛肉の缶詰ももらえた」

「将校たちはさらに(略)これも建前ではあるが(略)バターまたはラード
40グラム、ビスケット20グラム、魚の缶詰50グラムを受け取った」
…とのこと

まあIJAの兵隊さん達が毎日秋刀魚の塩焼きばかり食べてたわけじゃない
のと同様、赤軍兵士さんの○○汁に相当するオカズも毎日違っていたん
でしょうけれども、時にレンドリースのスパムの缶詰でも入っていれば
その日は御馳走だ!と喜ばれていた、ということなんですかしら…
18無題Name名無し 25/11/16(日)11:51:51 IP:126.254.*(openmobile.ne.jp)No.568293+
書き込みをした人によって削除されました
19無題Name名無し 25/11/16(日)11:53:21 IP:126.254.*(openmobile.ne.jp)No.568294+
書き込みをした人によって削除されました
20無題Name名無し 25/11/16(日)12:05:16 IP:126.254.*(openmobile.ne.jp)No.568295そうだねx3
元画像はないですがクレーシュかボルシチだと思います
21無題Name名無し 25/11/16(日)23:05:53 IP:117.102.*(zoot.jp)No.568297+
ウォッカは正規の支給品じゃなかったんですかね…?
22無題Name名無し 25/11/17(月)08:52:38 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.568298そうだねx4
ウォッカは食料でなく燃料に決まっているじやないか、同志!
23無題Name名無し 25/11/17(月)09:55:55 IP:112.69.*(eonet.ne.jp)No.568299+
スレッドを立てた人によって削除されました
https://www.youtube.com/shorts/uXuoEPzPR4w
24無題Name名無し 25/11/17(月)18:13:10 IP:125.193.*(mesh.ad.jp)No.568303そうだねx1
>けどやっぱりSAMにやられるからいいやとなって完成せず

U-2の解説にちょこっと書かれてるけど
目標高度に達しなかったとなってるね
まあでも5年間ぐらい自由に偵察できたが無く
SAMで落とせるようなり偵察衛星にシフトするようになる時期だと
枯れた技術に投資の側面もあり費用対効果が悪いのでやらんという選択も仕方ない

とはいえ米国は格下用、技術の進歩から直上ではなく国境沿いからでも偵察可で
2050年まで運用予定だというのだから物にしとけば良かったのに
ヒューミントだけではダメだよ自分に都合の良い情報を選択するようになっちまう
25無題Name名無し 25/11/17(月)18:20:52 IP:125.193.*(mesh.ad.jp)No.568304+
    1763371252341.jpg-(109285 B)
109285 B
赤といえばこの娘
スターリンのオルガン

野砲より命中精度が悪い
ということは費用対効果が悪いということだが
せっせと作ったのだから、それなりに戦果があったのかしら?
この時から資源だけはやたらと潤沢だったのかな
26無題Name名無し 25/11/17(月)19:18:19 IP:114.183.*(plala.or.jp)No.568307+
>SAMで落とせるようなり偵察衛星にシフトするようになる時期だと
相手のアメリカですらそんなの冷戦末期(SR-71の廃止決定)まで掛かってたのにな
27無題Name名無し 25/11/17(月)19:20:13 IP:119.24.*(zaq.ne.jp)No.568308そうだねx6
>この時から資源だけはやたらと潤沢だったのかな

実はT-34筆頭にソ連戦車が厳冬期でも活動できたのは別にロシアの資源が潤沢だったのでは無く、レンドリース下で米石油メジャーの高性能なオイルの大量支援が有ればこそだった。
28無題Name名無し 25/11/17(月)21:26:31 IP:153.139.*(ocn.ne.jp)No.568315+
寒いとバナナで釘が打てるモバイルワン様様だね!
29無題Name名無し 25/11/18(火)05:56:22 IP:126.157.*(openmobile.ne.jp)No.568322そうだねx1
精密爆撃と無差別爆撃みたいに
面を制圧できればいいと考えていたのでは?
30無題Name名無し 25/11/18(火)16:15:14 IP:59.132.*(au-net.ne.jp)No.568332そうだねx6
>No.568304

野砲より費用対効果が悪いってどこ見て行ってる?
砲弾一発の威力に対する費用対効果ならまあ分からなくはないが、その砲弾の製造コストは?砲は砲身が必要だけどこれがなかなか手間と金がかかるし砲弾打てば摩耗するから交換せにゃならん
かたやロケット砲は砲身ないし発射レールの製作コスト安いしなんなら地面に置いて点火しても発射できる
命中精度は悪いけど価格的にはえらく安上がりな兵器ですけど
31無題Name名無し 25/11/18(火)17:55:58 IP:114.172.*(ocn.ne.jp)No.568334そうだねx1
何発使って目標を破壊できるかってところまで含めてコストパフォーマンスなのでは。
32無題Name名無し 25/11/19(水)07:17:42 IP:125.193.*(mesh.ad.jp)No.568344+
    1763504262786.jpg-(34598 B)
34598 B
>野砲より費用対効果が悪いってどこ見て行ってる?

今目線でみれば無誘導で単純な構造、お安いとなるが
確実に砲弾よりコストが掛かってるからね
ソ連の使える!はいまいち信用できないから

カチューシャから熱烈アタックされたドイツ側の
当たった人を見た、よく傍に着弾してた、全然明後日の方向で炸裂してた

進軍するにしても陣を張るにしても彼女の事を考えると胸がドキドキするという

実害と精神的な障害、圧迫効果があったのか評を知りたいところ
33無題Name名無し 25/11/19(水)11:12:39 IP:59.132.*(au-net.ne.jp)No.568345そうだねx5
>125.193.*(mesh.ad.jp)
また酔っ払っているのか?
34無題Name名無し 25/11/19(水)22:01:08 IP:1.21.*(ucom.ne.jp)No.568354そうだねx5
>カチューシャから熱烈アタックされたドイツ側の
>当たった人を見た、よく傍に着弾してた、全然明後日の方向で炸裂してた

食らった本人が言うわけないんだから
当たらないって評価になると思うんだけど
もしかして馬鹿だったりする?
35無題Name名無し 25/11/19(水)22:04:14 IP:106.146.*(au-net.ne.jp)No.568355そうだねx5
    1763557454473.gif-(1722343 B)
1722343 B
ロケットは1度に十数発を一斉に撃って着弾させられるから、敵の広範囲に展開する軟目標や有効な終末誘導手段が限られる環境と相性が良い
ロケット自体に精密誘導システムを載せれば精密誘導も可能で、発射機も輸送トラックや民生トラックをそのまま流用することも可能という利点も
ただし、火砲と違って1発あたりの構造とコストはやや嵩むので弾消費量がとにかく多いほど火砲のほうが弾消費コストは減らせる

まあその辺はロケットと砲とどっちが「強いか?」みたいなもので
正解は「両方配備する事で互いの短所を補う」なので、どちらが勝るかというのは不毛なのですな
36無題Name名無し 25/11/20(木)07:01:26 IP:125.193.*(mesh.ad.jp)No.568359+
    1763589686699.jpg-(130331 B)
130331 B
>食らった本人が言うわけないんだから

あーこういうツッコミ

デデーン「当たった人を見た」
酔っぱらっていても封殺する文書かいてるオレスゲー
37無題Name名無し 25/11/20(木)07:21:27 IP:125.193.*(mesh.ad.jp)No.568360そうだねx1
    1763590887855.jpg-(536789 B)
536789 B
>正解は「両方配備する事で互いの短所を補う」なので

多少用途が違うので両方必要と結論付けはありかもしれんが
不思議な事にその戦術を採用してる国、してない国に分かれるんだよね
その分岐点は何処から来るのかという疑問

技術力差なのか、資源量なのか、兵器に対する評価なのか
戦況が攻勢守勢どっちかだからなのか
38無題Name名無し 25/11/20(木)07:30:44 IP:121.105.*(dion.ne.jp)No.568362そうだねx3
>技術力差なのか、資源量なのか、兵器に対する評価なのか
>戦況が攻勢守勢どっちかだからなのか
たぶん必要としてる突破口形成の広さ
39無題Name名無し 25/11/20(木)12:23:14 IP:106.146.*(au-net.ne.jp)No.568364そうだねx9
ウクライナ戦争の戦訓だと、国家総力戦で砲兵の維持はかなりの手間と資源の制約があるってのがロシアが多連装ロケットを重視する(そして発展途上国で広く普及している)理由として考えられるね。

ます火砲は生産が難しく量産が難しい上に重量があり、その運用には多数のよく訓練された人員が必要なのに比べ、ロケット砲はトラックにポンと載せて運用でき、訓練された人員の必要量も少なく、またロケット弾の生産は町工場レベルの規模で可能(155mm砲身が作れる工場なんて、先進工業国でも少ない)
また火砲の砲弾を発射するには砲身の中でゆっくりと燃焼する繊維状の装薬が必要だけどこの生産には綿花が必要で、これは植物&中緯度地帯でしか生産されないので急な増産が困難。
それに対してロケット弾の炸薬や推進役は化学工業によって増産が容易(農薬工場を転用できるので、民生向けの豊富な生産力を利用できる)ので中小国家でも量産可能(重砲は大規模な重工業が必須)

そりゃ中東やアフリカ、ロシアがロケット弾塗れになる訳で。
40無題Name名無し 25/11/20(木)12:31:25 IP:106.146.*(au-net.ne.jp)No.568365そうだねx2
農薬→肥料の間違いだった
41無題Name名無し 25/11/21(金)06:40:37 IP:125.193.*(mesh.ad.jp)No.568374そうだねx1
    1763674837071.jpg-(98073 B)
98073 B
>そして発展途上国で広く普及している

なるほろねーこれなら自分のソ連に対するイメージと合致はする
ドイツと同じように先に続く先進ロケット技術に手をだしていたではなく
(ソ連が世界最初の人工衛星を成功させたのがそう思わせる)
野砲は訓練された人員と大規模な重工業が必須なので
多連装ロケットは代替手段だって考察は

野砲が足りてない話がでていたか?訓練された人が足りないのかの裏をとろうとすると
スターリンという男が邪魔をする
工業化を推し進めた、識字率をあげた功と
大粛清で聖域なく、イエスマン以外をぶっ殺しまくった罪の側面で
42無題Name名無し 25/11/21(金)19:42:46 IP:219.102.*(nttpc.ne.jp)No.568377そうだねx2
まあ農薬工場も軍事転用されるから
化学兵器とか
43無題Name名無し 25/11/23(日)23:19:45 IP:133.200.*(mesh.ad.jp)No.568406そうだねx3
(・ω・)b コストや量産性に関心が集中しているようだけど、多連装ロケット砲のメリットのひとつは短時間で
大量の弾頭を敵陣地に叩く込めることだよ。
わずか数十秒で大量のロケット弾を発射して、すぐに撤収できるなんて芸当は榴弾砲には真似ができない。
敵陣地に対する面制圧攻撃、特に砲兵陣地に対する攻撃には大きな効果がある。
ただし近年はHIMARSのようなGPS誘導ミサイルで複数の車両や火砲を遠距離から正確に破壊できるので、
無誘導ロケット弾による面制圧攻撃は徐々に戦術の主流から外れていくかも知れない。
それでもこの種の兵器が戦場から消え去ることはないと思う。
44無題Name名無し 25/11/24(月)13:41:59 IP:125.199.*(mesh.ad.jp)No.568410そうだねx8
    1763959319585.jpg-(481593 B)
481593 B
元ソ連軍兵士だった、作家のビクトル・スヴォーロフ=サンの著作に、
WW中ソ連領に不時着したアメちゃんのB-29重爆を押収して丸コピーし
た時の話が出てくるんですけれど、スターリン=サンにその影響を問
われた幹部の一人が
「援助物資をくれなくなるかもしれませんよ。スチュードベーカーの
トラックを供与してくれなくなったら、どうすりゃいいんですかね」
…と答えた、なんて話がありましたですね

ビクトル=サン曰く
「この素晴らしい米陸軍のトラックは、ソ連陸軍の一兵卒から元帥に
いたるすべての将兵のなかでは、最も優秀な車輛と折り紙が付けられ
ていた。かの名だたるロシア製のカチューシャBM13は、このトラック
だけに搭載してよいことになっていた」
45無題Name名無し 25/11/24(月)13:42:44 IP:125.199.*(mesh.ad.jp)No.568411そうだねx8
    1763959364352.jpg-(306118 B)
306118 B
「ソ連の砲兵隊は世界で最強であったが、その輸送の原動力になり、
しかもその弾薬を運んでいたのは、アメリカ製のスチュードベーカー
であった」
…とのことで、党政治局の全員がその大切な米国製トラックを初めと
する軍事援助の停止の可能性を考え、B-29は返還すべき、との意見で
あったそうです

もっとも、実際の所「カチューシャ」はソ連自国製のZIS-6トラック
なんかでも運用されているので、必ずしも米国製トラックだけが「カ
チューシャ」の車台に指定されていた、というわけでもないようなん
ですが、それだけソ連のロケット部隊と砲兵隊双方にとって大事な車
輛ではあった、ということなんでしょかね
46無題Name名無し 25/11/24(月)13:43:37 IP:125.199.*(mesh.ad.jp)No.568412そうだねx9
    1763959417151.jpg-(103165 B)
103165 B
余談ですがビクトル=サン、1968年からのチェコスロヴァキアへの軍
事進攻の際、機甲部隊の一指揮官として参加しているそうなんですが、

「この進攻作戦で先ず第一にわれわれが驚かされたことは、あらゆる
種類の外国の珍味を含むかつて前例のないぜいたくな食糧が、用意さ
れていたことであった(略)作戦終結まで、全部隊にアメリカ、フラン
ス、カナダ、オーストラリアそして西欧の他の連合国よりの食糧が給
付されるという」

「逆上したチェコスロヴァキアの(略)群衆の数が多くなればなるほど、
われわれの給食はその量が増えていった。このことは、兵隊の心理を
非情に的確に読み取っていたことを示している。兵隊の気持ちに通じ
るには、なにはさておき腹を満たしてやることだ、というナポレオン
の教えが、忘れられていなかったということだ」
47無題Name名無し 25/11/24(月)13:48:31 IP:125.199.*(mesh.ad.jp)No.568413そうだねx10
    1763959711318.jpg-(1229242 B)
1229242 B
「われわれは、あらゆる言葉でしかも多色で印刷されたこのようなレッ
テルを、かつて一度も見たことがなかった。我々に配給されたもので唯
一のロシア製品は、当然のことながらウォッカだけであった」

「森の中で夕食のため小休止していたとき、わたしは政治将校の命令に
従い、兵隊の士気を高めることにした。むつかしいことではなかった。
わたしは、『アメリカ製』と書いてある箱の上に上がり、ビーフシチュ
ーのかん詰を1個、頭上に高だかと掲げ、感謝のしるしに唇をチュッと
いわせ『万歳』と大声で叫んだ(略)数百人の部下も『万歳』と力強く、
しかも嬉しそうに唱和してくれた。このかん詰のビーフシチューは、飛
び切り上等であった」
…とのこと

冷戦期のソ連赤軍でも、戦力の維持、また向上に「西側製品」が大事だっ
たのは変わらなかった…というお話になるんでしょかねえ
48無題Name名無し 25/11/25(火)07:09:58 IP:125.193.*(mesh.ad.jp)No.568416そうだねx1
カチューシャちゃんの眉唾な話
ロシア語のサイトを翻訳したようなところに書いてあったのかな?

軍事機密なので自爆装置が付いていたとの事
うーん?車両本体は西側だったりするし機密性はない
となると骨組みとレールな部分に付けてあるのか、いったい何処に設置してあるのやら

もう一つはドイツには真似できないという話
ロケットの火薬混合に秘密があり、航跡をひかないので撃たれた方向がわからないとの事
うーんこれでドイツは模倣を諦めるか?
49無題Name名無し 25/11/25(火)09:28:10 IP:183.74.*(spmode.ne.jp)No.568417+
ウォッk…アルコール燃料で飛ばすから航跡が見えないんだろ(棒
50無題Name名無し 25/11/25(火)11:13:11 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.568418そうだねx2
カチューシャは面制圧で精密射撃は普通の火砲ってドクトリンなら
逆にカチューシャはある程度着弾バラけた方が使い良いかもね
51無題Name名無し 25/11/25(火)12:07:45 IP:106.146.*(au-net.ne.jp)No.568420そうだねx2
>軍事機密なので自爆装置が付いていたとの事

軍事機密と言うか、敵軍の鹵獲使用を防ぐ為の破壊装置なのでは?
例えば大砲の場合は時間がない場合は撃針を圧し折って射撃不能にし、時間のある場合は砲身を爆破する。
カチューシャの場合は構造が単純過ぎるが故に、ロケット弾を爆破するしか無能力化ができそうにないから何らかの自爆装置があってもおかしくはなさそうよね。
52無題Name名無し 25/11/25(火)22:04:48 IP:183.74.*(spmode.ne.jp)No.568424そうだねx8
貴重なのはトラックの方だったりして…
ドイツも輜重車両は豊富ではなかったよね
53無題Name名無し 25/11/30(日)14:55:50 IP:133.202.*(mesh.ad.jp)No.568460そうだねx8
    1764482150825.jpg-(210582 B)
210582 B
前述ビクトル=サンによると
「ソ連陸軍のどの教範を見ても、禁酒を求めたいかなる条項も見当た
らない。戦闘状態にあるとき、兵隊は、自分を鼓舞するため、少しく
らい酒を飲んでもよいことになって」
…いたんですとか

従って、やはりチェコスロヴァキアへの侵攻時、ある自動車化狙撃師
団偵察大隊の先遣小隊が小休止の際に、現地で入手したプラムブラン
デーを皆で飲み干してほろ酔い気分で武器の手入れをしていた…とい
うのも軍規違反に当たっていたかは微妙なトコロなんですが、その際
偵察用バイクから抜き取ったガソリンで兵器の汚れをふき取っていた
のは、流石に危険防止のため禁止されていたやり方であったそうです
54無題Name名無し 25/11/30(日)14:57:16 IP:133.202.*(mesh.ad.jp)No.568461そうだねx8
    1764482236500.jpg-(324877 B)
324877 B
ところがやはり飲酒で緊張が解けていたせいか、兵器の手入れの終わっ
た後に一服していた一人がうっかり投げ捨てた吸い殻がガソリンの入っ
たままのバケツにIN、燃え上がるバケツを副小隊長の曹長さんが慌て
て蹴り飛ばした先に、たまたま燃料タンクのキャップを開けたままの
オートバイが…という不運の即死コンボが決まって、瞬く間にオート
バイは黒焦げになってしまったんだそうで

それでも曹長さんがもうおしまいだあぁ…懲罰大隊送りだぁぁ…と頭
を抱えて座り込むのを見た部下の班長さん、いち早く気を取り直すと
(将校や他隊の兵がいないことを確かめた後)小隊全員を整列させ、現
地チェコの3人ほどの反革命分子がシェコダ乗用車に乗って現れ、持っ
ていた火炎瓶によりオートバイは炎上したものの、副班長の反撃で逃
走した…というカバーストーリーを作成、やがて来る上官による調査
には徹底して口裏を合わせるよう申し渡したとのこと
55無題Name名無し 25/11/30(日)14:59:01 IP:133.202.*(mesh.ad.jp)No.568462そうだねx9
    1764482341635.jpg-(52398 B)
52398 B
それでもやがて駆け付けた中隊長さんには、湿った地面なのにタイヤ
の跡がないよなあ?とすぐに真相は見破られてしまったそうなんです
が、幸い部下思いの中隊長さん、まあ少なくともバイクを炎上させた
「犯人」を曹長さんが蹴りつけたのは事実なんだから…と、隠蔽工作
をより周到にする指示もいくつか与えたのち、大隊長に報告にむかっ
たそうです

報告書を読んだ大隊長さんもニヤッと笑って受け入れたそうなんです
が、ただ一つ、未だポーランドに大隊が駐屯していた際、事故で紛失
してしまったRPG7一挺も、今回の襲撃の際バイクと共に失われたこと
にしろ…と一旦報告書を差し戻してきたんだそうで

その後も報告書は時折訂正のため返送されつつ、カルパチア方面軍後
方部隊司令官殿の元にまで届けられたそうなんですが、その内容は
56無題Name名無し 25/11/30(日)15:01:29 IP:133.202.*(mesh.ad.jp)No.568463そうだねx9
    1764482489457.jpg-(253551 B)
253551 B
「機関銃一挺とRPG一挺、赤外線照準器、測距照準器、R123型無線発
信機1台」を積んだ強力な軍用バイクと、「純粋の酒」およそ200リッ
トルの入ったドラム缶1缶が一緒に焼けてしまった…というものにま
で膨れ上がっていたとのこと

それを読んだ司令官さん、コレは流石に辻褄が合わないだろう?とま
たもや報告書の書き直しを命じたそうなんですが、その結果最終的に
「反革命分子」との衝突により、師団はBTR装甲車一台を橋からの転落
により失った…ということに落ち着いたそうです

発端となった件の曹長さんには、逆に勲章が授与された上、その活躍
が本国で新聞記事にもなったそうなんですが、まあ完全武装の装甲車
が破壊されるような凶悪な反革命分子の襲撃を、徒手空拳で撃退した
というんですから、そりゃまあ当然の褒賞ではありますですよね…(棒)
57無題Name名無し 25/12/01(月)07:05:33 IP:106.72.*(enabler.ne.jp)No.568470そうだねx6
>No.568463
冷戦崩壊後に軍需物資の横領·横流し隠蔽の為に弾薬庫の不審火が多発したロシア軍ならさもありなんなエピソードで軍内部だけで片が付いたのならそれはそれで微笑ましいエピソードかもしれんけど、
一歩間違えたらで報告書の裏を読めない上官や政治将校、KGB辺りが真に受けて「よし、報復のパルチザン狩りだ」なんて話に発展してそうで恐ろしい話でもあるよな…
58無題Name名無し 25/12/01(月)09:47:11 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.568472そうだねx3
なんかロシア軍になった今でもやってそうな話だなぁ・・・
59無題Name名無し 25/12/01(月)10:56:50 IP:117.102.*(zoot.jp)No.568473そうだねx4
    1764554210085.jpg-(199463 B)
199463 B
ソ連軍の酷い兵器といえばコレ…の筆頭たる対戦車犬
訓練の不手際で自軍の戦車を逆に破壊した…とかめちゃくちゃな話もある一方で
きちんと戦果をあげたらしい…なんて話もあるみたいですね…?
60無題Name名無し 25/12/01(月)23:58:55 IP:153.139.*(ocn.ne.jp)No.568475そうだねx3
    1764601135008.webp-(94362 B)
94362 B
2025年現在に輜重部隊でロバ使ってるとか
19世紀を生きるロシアっぽくてすごくいいよね
61無題Name名無し 25/12/02(火)10:01:39 IP:106.167.*(dion.ne.jp)No.568478そうだねx1
>No.568475
いやこれは馬でしょ
62無題Name名無し 25/12/02(火)19:39:08 IP:219.107.*(mesh.ad.jp)No.568479そうだねx1
>>…というものにまで膨れ上がっていたとのこと
聞いた話、入間で倉庫が燃えた時色々な部隊から保管依頼がきてたとかこなかったとか。
組織編制上どうやっても絡まない部隊からも。
63無題Name名無し 25/12/03(水)15:29:16 IP:133.202.*(mesh.ad.jp)No.568485そうだねx6
    1764743356281.png-(1066725 B)
1066725 B
1935年(昭和10年)の日本の雑誌「現代農業」12月号の中の1コーナー、
「大衆科学」という世界のトピックスを紹介する記事の中に「犬のパラ
シュート」なるものが紹介されているんですが、曰く

「軍事上の目的で軍用犬を飛行機からパラシュートで降ろす実験がロシ
ヤで行われた。最近の考案によって、パラシュートは飛行機から投下さ
れた後自動的に開く装置になって居り、犬は円筒形の籠の中へ入れてあ
る」

「籠の蓋は空中を降下する間は堅く閉じて居るが、地面に触れると自動
装置で開く様になって居る」

…とのこと
64無題Name名無し 25/12/03(水)15:29:53 IP:133.202.*(mesh.ad.jp)No.568486そうだねx7
    1764743393055.png-(587937 B)
587937 B
現在でも行われている、軍用犬の空挺降下の先駆けの話のひとつみたい
なんですが、同年の米国「ポピュラーサイエンス」誌11月号に全く同一
内容の記事が掲載されておりまして、それによりますと犬を収容するカ
プセルは着地の衝撃でバネ仕掛けにより開くよう設計されていたんです
とか

「現代農業」誌が「ポピュラーサイエンス」誌の記事を引用したものか、
またはソ連発の同じソース元があったのかまでは分からないんですが、
まあ犬の身になってみれば投下前から投下中は有無を言わせず暗いカプ
セルの中に、身動きも取れず閉じ込められっぱなし…というわけで、生
きた心地がしなかったんじゃないかとちょっと心配にはなりましたり
65無題Name名無し 25/12/03(水)15:31:22 IP:133.202.*(mesh.ad.jp)No.568487そうだねx7
    1764743482462.gif-(223535 B)
223535 B
因みに当時のソ連では発足したばかりの赤軍空挺部隊の拡充が進められ
ていた時期で、様々な装備の開発や配備が進められており、軍用犬カプ
セル投下試験もその一つであったようなんですが、この実験の前年に初
飛行した空挺部隊用の輸送機で、グロホフスキーG-37なる機体があった
そうです

固定脚ながら双発双ブーム形式、当時としてはかなり流麗なスタイリン
グなんですが、最大の売りは中央胴体下に着脱式の各種キャビン/貨物
室を装着する形式になっていたことで、兵員輸送のみでなく貨物輸送や
患者輸送、爆撃も可能な汎用輸送機としても使用できる仕様で、飛行性
能もなかなか良好であったとのこと
66無題Name名無し 25/12/03(水)15:32:33 IP:133.202.*(mesh.ad.jp)No.568488そうだねx7
    1764743553076.jpg-(45477 B)
45477 B
空挺部隊で運用される場合には、武装した兵士12名がキャビン内に便乗
する予定であったそうなんですが、そのキャビン自体が、緊急時、若し
くは「特殊任務が発生した場合には」飛行中に航空機から投下され、キャ
ビン後部に装備された直径40mもの大パラシュートで降下する予定であっ
たそうです

幸いにというか、一応何回か行われた実際の降下試験では流石にキャビ
ンごとではなく、キャビンに設けられたハッチから空挺隊員さん達が飛
び降りる形で行われたようで、キャビン内に収容されたまま地上まで投
下される羽目になった方々は居られなかったようなんですが(多分)
場合によっては犬だけでなく、人間の方もカプセル降下させるつもりで
いた、ということなんですかしら…
67無題Name名無し 25/12/03(水)22:03:34 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.568495そうだねx2
パラシュートが開かない時のリスクを考えたら面倒でもやっぱり一人一人降下した方が良いと思うが・・・
装甲でもあれば気休めになるかもしれんが
68無題Name名無し 25/12/04(木)08:54:17 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.568499そうだねx4
下が雪ならいっそパラシュートは不要ではないかな、同志!
69なーNameなー 25/12/04(木)13:33:35 IP:14.9.*(enabler.ne.jp)No.568500+
なー
70なーNameなー 25/12/04(木)13:33:50 IP:14.9.*(enabler.ne.jp)No.568501+
なー
71なーNameなー 25/12/04(木)13:34:06 IP:14.9.*(enabler.ne.jp)No.568502+
なー
72無題Name名無し 25/12/05(金)00:26:27 IP:117.102.*(zoot.jp)No.568503そうだねx3
空挺隊員ってどこの国でも精鋭で訓練にも相当コストがかかっているはずなのに結構
消耗しやすいというか酷な使われ方しがちですよね…
逆に言うとそういう過酷な任務を想定しているから精鋭にしなければならないってことかもしれませんが…
73無題Name名無し 25/12/06(土)03:35:09 IP:116.94.*(bbiq.jp)No.568523そうだねx1
    1764959709163.jpg-(341077 B)
341077 B
ソ連軍の実態やスペツナズの存在を暴露したスヴォーロフのおかげで
鉄のカーテンの向こう側は複雑怪奇なのだな、という事は理解できた子供時代。
74無題Name名無し 25/12/07(日)14:25:30 IP:219.107.*(mesh.ad.jp)No.568535そうだねx5
    1765085130699.jpg-(31487 B)
31487 B
特殊任務の為に空挺投下されるソ連軍犬の図
文字通り降下というより投下というか…もう少しこう、手心をというか…

因みにG-37機の設計者であったパベル・イグナティエヴィッチ・グロホフ
スキー=サンは帝政ロシア末期にスモレンスクに生まれ、1917年に革命軍
に入隊
以降ソヴィエト成立まで白軍および外国軍と戦い続けた筋金入りの共産党
員であったそうなんですが、1922年頃から幼少期の憧れであった航空界に
進み、以降持ち前の発明の才を大いに発揮して、様々な新装備の考案・実
用化に取り組んでおられたんですとか

空挺部隊に関しても、廉価な国産素材の落下傘、訓練に不可欠な落下傘塔、
自動開傘装置や空挺グライダーなど枚挙に暇がないんですが、初期の案の
一つに、空挺隊員さん用の「ゆりかご」なるものがあったそうです
75無題Name名無し 25/12/07(日)14:27:35 IP:219.107.*(mesh.ad.jp)No.568536そうだねx5
    1765085255265.jpg-(118545 B)
118545 B
一つ一つに隊員1人ずつを収容する個人用で、輸送機の翼下に十数個を装
着、降下予定空域に達したところで母機からの操作により「ゆりかご」は
反転、中の隊員さんが空中に放出されると自動開傘装置により落下傘が展
開…というロボットアニメの発進シークエンスのような仕掛け

隊員さん達は「ゆりかご」の中で目的地まで冷たい外気から保護される…
というわけなんですが、なぜかその隊員さん達に大不評であった為(棒)採
用されずに終わってしまったとのこと

また、落下傘による降下中は地上からの防御砲火に無防備である…という
のは古今東西空挺部隊というものに常に付いて回る問題であるわけですが、
グロホフスキー=サンはそれでは落下傘を使わず部隊を降下できる方法を
考えよう!と、此方でも様々なアイデアを考案されておられるんだそうで
76無題Name名無し 25/12/07(日)14:29:19 IP:219.107.*(mesh.ad.jp)No.568537そうだねx5
    1765085359776.jpg-(99598 B)
99598 B
その一つが1930年代から実験が始められた「航空バス(АВИАБУСЫ)」
なるモノで、要はG-37のような着脱式の人員・貨物輸送キャビンなんです
が、此方には緩衝装置付きの車輪若しくは主橇と減速用の尾橇が備え付け
られており、低空を飛行する母機から切り離されるとそのまま滑空してラ
ンディングする…という仕組み

様々な大きさ・形式の試作機が作られ、装甲や自前の武装を持ちエンジン
付きで自走する空挺戦車/装甲車めいた発展案もあったそうなんですが、有
人投下実験に先立って搭乗したのは、ソーセージに釣られて捕獲された、試
験飛行場周囲に居ついていたある気の毒な野良犬君であったとのこと

幸い、試験からは無事生還したそうなんですが、その後二度と飛行場には
近づいて来なくなってしまったそうです…w
77無題Name名無し 25/12/07(日)14:30:43 IP:219.107.*(mesh.ad.jp)No.568538そうだねx5
    1765085443531.jpg-(79376 B)
79376 B
初めての有人投下試験にはエラいというか、設計者のグロホフスキー=サン
自身が搭乗、此方も成功裏に終わったものの、結局落下傘降下訓練を受けな
くても空挺作戦が出来る利点もあるものの、敵地上空で輸送機が超低空飛行
が必要ではリスク軽減にならない…ということで、数年間開発が続けられた
「航空バス」も結局お蔵入りに

グロホフスキー=サンは他にも自身率先して危険な実験に参加、時に重傷を
負うこともあって周囲からは常に心配されていたそうなんですが、若き日に
列車強盗に遭った際、銃弾二発を受けても奇跡的に蘇生した氏の持論は
「二度死ぬことはない!」
…というものであったんですとか
78無題Name名無し 25/12/07(日)14:38:06 IP:219.107.*(mesh.ad.jp)No.568539そうだねx1
書き込みをした人によって削除されました
79無題Name名無し 25/12/07(日)15:22:04 IP:219.107.*(mesh.ad.jp)No.568540そうだねx5
    1765088524787.jpg-(113195 B)
113195 B
そうした豪胆さを持ち合わせる一方、若き後輩や部下に親しく接する性格の氏
を慕って多くの才能が氏の設計室に結集、今に通じる数々の先進的なアイデ
アが幾多となく産み出されていたそうなんですが、スターリンと対立したト
ハチェフスキー元帥と親しかったのが災いしたものか、スターリンの台頭後
は冷遇され、設計室は解散

氏自身も閑職に回された後1942年には遂に収監、そのまま獄死されておられ
るとのこと

幾多の危機から生還した不死身の航空ヒーローも、スターリンの粛清には叶
わなかったみたいですねえ…
80無題Name名無し 25/12/07(日)20:54:10 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.568541そうだねx5
ソ連のメカニズムは独特と言うか西側とちょっとアプローチの仕方が違ってて
魅力的よね
81無題Name名無し 25/12/07(日)21:10:25 IP:125.193.*(mesh.ad.jp)No.568542そうだねx2
    1765109425245.jpg-(273127 B)
273127 B
カーテンの向こう側がスゲー金持ちだったらなぁ・・・

せめて次のエスコンで採用して欲しい
82無題Name名無し 25/12/07(日)22:01:35 IP:106.146.*(au-net.ne.jp)No.568544そうだねx2
    1765112495373.jpg-(24242 B)
24242 B
>No.568535
ソ連では虐殺器官の特殊検索群やヘイローのヘルジャンパーみたいな事を本当にやろうとしてたんですね
83無題Name名無し 25/12/07(日)22:45:42 IP:114.183.*(plala.or.jp)No.568545そうだねx2
>隊員さん達は「ゆりかご」の中で目的地まで冷たい外気から保護される…
>というわけなんですが、なぜかその隊員さん達に大不評であった為(棒)採
>用されずに終わってしまったとのこと
ソビエトロシアではゆりかごが墓場になる…って感じ
84無題Name名無し 25/12/08(月)03:12:32 IP:124.33.*(ucom.ne.jp)No.568547+
スレッドを立てた人によって削除されました
ソビエト赤軍の正体は、ロシア人の天敵ハザール・ユダヤ人
中国共産党の正体は、万里の長城を作って防いでいた満州族

共産主義はマルクスの机上の空論であり
ソビエトも中共も、外敵に乗っ取られ独裁を強いられた状態

そしてその両方とも日本軍の攻撃がなければ成し得なかったのだから
習近平とプーチンによって元に戻ったとはいえ、
日本に対するなんらかの報復を考えているはず

だってさ、また同じことされたら、たまらんでしょ
85無題Name名無し 25/12/08(月)09:12:40 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.568554そうだねx4
ソ連人は何かまずワンコを酷い目に合わせないと気が済まない病なのか?
86無題Name名無し 25/12/08(月)12:20:35 IP:121.2.*(so-net.ne.jp)No.568558そうだねx9
>ソ連人は何かまずワンコを酷い目に合わせないと気が済まない病なのか?
人間のほうが酷い目にあってるような気もしないでもないぞ
87無題Name名無し 25/12/08(月)20:45:24 IP:27.83.*(dion.ne.jp)No.568559+
>1765085359776.jpg
映画「M☆A☆S☆H」の冒頭シーンにこんな感じの負傷兵が…
88無題Name名無し 25/12/09(火)09:26:09 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.568560そうだねx2
ライカ犬・・・と思ったがあれもよく考えたら人間の方の宇宙飛行士も
結構ひどい目にあってるな・・・
89無題Name名無し 25/12/10(水)08:10:33 IP:106.133.*(au-net.ne.jp)No.568575そうだねx1
空挺降下となると人間とサイズが違いすぎるモルモットやマウスは使えないし、猿や豚は人間の言う事を聞かないので実験は難しいのに対し、
犬は訓練すれば人間に従順で数も揃えやすく、軍用犬として実際に空挺降下するケースがあることを考えると、
まぁ、論理的に考えたら犬か人間かを使うことにはなるのは一応は頭では理解できるけど、
それを実際にやっちゃうのがソビエトロシアだよな…
90無題Name名無し 25/12/10(水)19:38:51 IP:114.183.*(plala.or.jp)No.568580+
書き込みをした人によって削除されました
91無題Name名無し 25/12/11(木)13:46:00 IP:106.133.*(au-net.ne.jp)No.568587そうだねx2
    1765428360510.jpg-(188252 B)
188252 B
ソ連では人の命がもっとも効率的に扱いやすくて安いからな
92無題Name名無し 25/12/12(金)23:13:08 IP:122.212.*(ucom.ne.jp)No.568608そうだねx3
    1765548788481.jpg-(86247 B)
86247 B
ロボットって機械って意味じゃないんだってね
93無題Name名無し 25/12/13(土)07:39:24 IP:126.92.*(bbtec.net)No.568613+
>1765085130699.jpg
犬・おゆるしください
94無題Name名無し 25/12/16(火)06:02:47 IP:125.202.*(plala.or.jp)No.568664そうだねx4
ソビエトロシアでは人命が安いのではない
射出座席の高性能は有名だし宇宙飛行士などの安全にも高い配慮が払われている
国家と党にとって重要かで命の価値に差があるだけなのだ
95無題Name名無し 25/12/16(火)10:47:34 IP:210.145.*(dti.ne.jp)No.568666+
>国家と党にとって重要かで命の価値に差があるだけなのだ
党はまだしも、国家についてはそうでない国はこの世に存在しないので
ロシアでは人は畑からとれる事についての反論にはならないね
96無題Name名無し 25/12/26(金)05:42:17 IP:125.193.*(mesh.ad.jp)No.568808そうだねx1
    1766695337700.jpg-(47093 B)
47093 B
>相手のアメリカですらそんなの冷戦末期(SR-71の廃止決定)まで掛かってたのにな

偶然海外のベレンコ中尉亡命事件についてのポストを見たが
SR-71の開発チームは興味津々で、かなり早い段階でパイロット同士で直接接触できたようだ
おなじみの真空管、チタンに対する冶金学の不足という解析結果の話も出ていたが

ここからが重要だがなぜかマッハ3同士の機体のはずなのに
MiG-25フォックスバットではSR-71ブラックバードを迎撃できないという結論がでたとの事
この件海外でも書籍になっていて普通にAmazonで購入可能なんだとか

亡命事件で得られた情報は少なかったと過少評価する話もあるが
実際はアメリカが得られた情報はとても貴重だったろう
97無題Name名無し 25/12/26(金)11:59:31 IP:27.81.*(dion.ne.jp)No.568810+
スプートニクの頃は
ソ連の科学力は世界いちー
だったんですがエレクトロニクスでこけましたね
98無題Name名無し 25/12/26(金)19:37:18 IP:123.226.*(ocn.ne.jp)No.568817+
>ライカ犬・・・
当時の技術者はつらかったろうな
餌をくれてお世話をしてくれたソ連の技師たちにどんどん懐いてくるライカを生きたまま宇宙に放り出さないといけなかったんだからなぁ
99無題Name名無し 25/12/26(金)20:51:15 IP:219.102.*(nttpc.ne.jp)No.568820そうだねx1
>スプートニクの頃は
>ソ連の科学力は世界いちー
>だったんですがエレクトロニクスでこけましたね
農学分野のルイセンコ騒動の顛末なんか斜め読みするだけでも
科学をイデオロギーに従属させることの愚かしさが
100無題Name名無し 25/12/27(土)06:44:03 IP:125.193.*(mesh.ad.jp)No.568822+
>ソ連の科学力は世界いちー

スカンクワークスのやり口は
無茶な要求にたいして、何かを諦める
U2だと脚の収納は諦め、ポイ捨て
SR-71だと離陸するまでは、燃料駄々洩れ
専用の空中給油機を必要とする

MiG-25はどうだったのか?1100機も生産したその燃料費は?
ベレンコ中尉は亡命時、単独で座席からぬけだし
銃を発砲できるパイロットスーツだったの?

役に立った参考になった部分があったとしても絶対に
パンピーには口外しないんだと思うよ
日本の記述では、肝心のSR-71に対抗できるできないの情報は手に入らない

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